草津温泉の「湯畑」に、何ともレトロなボンネットバスがやって来ました。私たちの世代には懐かしさを感じボンネットバスですが、草津のバスはオシャレなヨーロッパスタイルです。
このバスは、平成12年(2000)老人や妊婦、その他通院者などの「足」を確保補助する福祉の目的で運用が開始されたもので、どこから乗ってもそのコース内ならすべて100円の均一料金。
草津の町は高低差が激しい狭い道ばかり。坂の途中で対向車が来たらと考えると、この町をマイカーで走る自信はありません。そんな草津ならではの循環バスは、地元住民の貴重な足。草津温泉の見所を100円で巡る4コースもあるそうです。
ボディー側面に描かれているのは、草津の町章。カタカナの「サ」が9個が輪になり「クサツ」。全体的には「♨」に似せ、温泉の町であることを誇らしげに表しているようです。