草津温泉をブラリ⑤―レトロなボンネットバス

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2017年10月15日 05:12

 草津温泉の「湯畑」に、何ともレトロなボンネットバスがやって来ました。私たちの世代には懐かしさを感じボンネットバスですが、草津のバスはオシャレなヨーロッパスタイルです。

 このバスは、平成12年(2000)老人や妊婦、その他通院者などの「足」を確保補助する福祉の目的で運用が開始されたもので、どこから乗ってもそのコース内ならすべて100円の均一料金。

 草津の町は高低差が激しい狭い道ばかり。坂の途中で対向車が来たらと考えると、この町をマイカーで走る自信はありません。そんな草津ならではの循環バスは、地元住民の貴重な足。草津温泉の見所を100円で巡る4コースもあるそうです。

 ボディー側面に描かれているのは、草津の町章。カタカナの「サ」が9個が輪になり「クサツ」。全体的には「♨」に似せ、温泉の町であることを誇らしげに表しているようです。

 【関連記事】自然の中を900キロ超の長距離ドライブ
 【関連記事】草津温泉をブラリ①―湯畑の硫黄臭
 【関連記事】草津温泉をブラリ②―湯畑の夜景
 【関連記事】草津温泉をブラリ③―西の河原公園
 【関連記事】草津温泉をブラリ④―湯もみショーと「ゆもみちゃん」
 【関連記事】草津温泉をブラリ⑥―ヤエザキクサノオウ

関連記事