草津温泉をブラリ①―湯畑の硫黄臭
草津温泉とは、群馬県吾妻郡草津町にある温泉。温泉街一番の観光名所は「湯畑(ゆばたけ)」と呼ばれるロータリー状の施設です。
「湯畑」とは、温泉の成分である「湯の花」の採取や湯温を調節する施設のことですから、草津温泉以外の温泉地にもあります。しかし、草津温泉の「湯畑」は、あの岡本太郎がデザインしたもの。湯煙が立ち込める「湯畑」を歩けば、硫黄の匂いが漂い、硫黄の匂いが大好きな私は大興奮です。
「草津」の名の由来は、この硫黄臭を「臭い水」と感じ、「くさうず」が変化し「草津」となったとする説があるそうです。
・・・だとすれば、この匂いこそが草津温泉のシンボルそのもの。湯が滝のように流れ落ちる風景は、湯量豊富な草津温泉を象徴しています。
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