立須(たちす)の山頂は、国土地理院の地図によれば標高378メートル。山道を登り尾根に出て、山頂に差し掛かります。
山頂と言っても、そこは石灰岩が露出するカレンフェルト地形。乱雑に積み上げられたような石灰岩の山です。ここに登ると言っても、どこに足を掛けて登ればよいのか・・・?
すると、白い岩の上に、靴跡と思われる茶色に色が変わった箇所がありました。そこに足を掛けて、手で岩を掴んで・・・。しかし、隙間に入った岩が転がり落ちたりしないでしょうか?
心配は取り越し苦労。足を乗せた岩も、手を掛けた岩もぐらつきません。時々、腰を伸ばして上へ上へ。山頂には、先に誰かいるようです。