そして、再び三岳神社へと戻った時、社殿石段の左右にナギの木があるのに気づきました。
三岳神社の祭神は、勾大兄広国押武金日尊(まがりのおおえひろくにおしたけかなひのみこ)、少彦名尊、大国主尊。勾大兄広国押武金日尊とは第27代の安閑天皇(あんかんてんのう)のことであり、修験道の神である蔵王権現とも同一視されています。
そう考えてみれば、三岳(三嶽)とは「御嶽」と同義であり、熊野修験の行場として開かれた三岳神社に熊野由来のナギの木が植えられているのにも納得できます。
・・・と、これが三岳城跡の探訪レポート。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を放映しているうちに、ぜひ、お出かけください!