旧金指街道を歩く③―「貳里廿町 麁玉郡宮口村」
そこで、たまたま出会ったのは、「貳里十九町」の里程石が建てられている岩山の地主さん。「少し先に、もう1つあるよ」と里程石の場所を教えてくれました。風化と苔のせいで、はっきりと刻まれている文字が読めませんでしたが、「貳里廿町」のようです。
「貳里十九町」の里程石から100メートルも離れてはいませんでしたが、「もう少し先にあったのを、道路工事の関係で、ここに移動した」と話してくれましたので、多分「貳里廿町」で間違いないと思います。
左側には「□□講」の文字が刻まれ、その横には「宮口村」の文字も。現在、「宮口」と言えば、浜松市浜北区に属していますが、ここは北区細江町三和石岡。かつてはここまで「宮口村」だったのでしょうか?その上の文字は「麁玉郡」かも知れません。今は、どちらも浜名区に変わりましたが・・・
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