「法橋の松」を訪ねる②―古い絵葉書
モノクロの写真は、古い絵葉書「遠州橋羽(天龍川驛前)妙恩寺開基金原法橋邸前ノ松(樹齢六百餘年)」。現地の看板にも、曲がりくねった幹から枝を広げたかつての「法橋(ほうきょう)の松」の写真がありましたが、現在の姿は比べるべくもありません。
たまたま、現地で出会った人によれば「このままにしておくと、台風などの災害によって倒れる危険性があるんでね。このままにしておくべきか?それとも、伐採すべきか?の議論はあるけど、結論は出せないんだよ」とのこと。
松枯れなどにさえ罹らなければ、松は長生きの樹木。太い枝を落としているのは、まだまだ生きようとしている証かも知れません。
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