北遠に咲いていた春の花⑤―クサノオウとアミガサユリ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2021年04月10日 04:15

 一見、アブラナ科の花に似ている大きめの4弁花は、ケシ科のクサノオウ。皮膚病に有効な薬草という意味で「瘡の王(クサノオウ)」と名付けられましたが、逆に言えば全草にアルカロイドを含んだ毒草。

 「貝母(ばいも)」と呼ばれる生薬として利用されて来たユリ科バイモ属のアミガサユリも毒草。どちらの花も、眺めるだけにしなければいけません。

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