「磐田クスノキ大学」のみなさんと町歩き③―「つるや酒店」と水路跡
「つるや酒店」の「靏谷(つるたに)家住宅主屋」は、国の登録有形文化財。明治17年(1884)頃に建築されたとされ、明治22年(1889)築の旧津倉家住宅よりも古い建物です。
かつては造り酒屋だった靏谷家ですが、現在は酒類販売の店。店内には特約店であることを示す酒造会社のレトロな看板が残されています。
「つるや酒店」の西側には、林家の貯木池だった「林の池」跡があり、そこから東に向い、道路の真ん中にある暗渠は、かつて荷物を積んだ川船が行き交った水路跡。これも、掛塚が湊町として繁栄した時代の名残りです。
関連記事