「北遠の花園」で遊ぶ②―チダケサシで吸蜜するダイミョウセセリ
白い花穂を立ち上げていたのはチダケサシ。7月22日、佐久間の気温は30℃を超えて「真夏日」を記録しましたが、風に揺れるチダケサシの花は涼し気です。
そんな花に涼を求めてやって来たのはダイミョウセセリ。白い花に黒紋付を着たダイミョウセセリは目立ち過ぎ。しかも、翅を広げて「この紋所(もんどころ)が目に入らぬか!」とは、ずい分威張った蝶。
ダイミョウセセリの斑紋には地域差があり、後翅に白紋がないのは関東型の特徴です。
ところが、北米原産のハーブ、モナルダの赤紫色の花にやって来ていたダイミョウセセリの後翅には、うっすらとですが白紋が見られます。もしかしたら、こちらは関西型だったのかも知れません。
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