成体のまま冬を越したホソミイトトンボ
阿蔵の沢沿いの道で出会った糸のように細いトンボ。その名もずばりホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)です。
ホソミイトトンボは、日本国内に生息する約200種のトンボ類の内、成体で越冬する3種類のうちの1種。いくら暖冬だったとは言え、この細い体で草木の間に身を潜めて冬の寒さに耐え、暖かさを感じたこの日、意を決して飛び立ったのでしょう。
ホソミイトトンボの夏型は明るい青色。とても、同じトンボだとは思えませんが、この地味な体色にホソミイトトンボの逞しさを感じさせられました。
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