氷見・高岡へ万葉の旅㉘―朝日に輝く富山湾
一夜明け、窓ガラス超しに外を見ると、雲間から朝日が射し込み、富山湾に一条の光の帯が輝いていました。 何となく北向きに眺めていたと思った富山湾でしたが、氷見からは東に広がる海。朝日を見るまでは気づきませんでした。
視線を少し右に振ると、唐島(からしま)の背景に山並みが見えましたが、残念ながら立山連峰ではないようです。しかし、さらにその後ろ、空から伸びた放射状の光、雲を通して漏れて来る薄明光線(エンジェルラダー)です。
視線を左に振ると、鋭い断崖が見えましたが、ここが阿尾城(あおじょう)址。富山湾への船の出入りを見張るには絶好の立地だったのでしょう。
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