水窪ダムにある神社を訪ねる①―水窪電源神社
「このダムは天竜川水系水窪川支流戸中川に発電のため設けたもので・・・」
水窪ダムは、中央遮水壁型ロックフィルダム。中央のコア部に粘土層の遮水壁をつくり、そのまわりにフィルター層をはさんで、外側に岩石を並べた三層構造になっています。
・・・と言っても、何のことやら?とにかく、ダムの断面は、富士山のような末広がりの形をしているということは分かります。
工事着工は、昭和41年(1966)8月26日、竣工は同44年(1969)5月24日。そして、同7月に水窪電源神社が建てられたようです。
「電源神社」とは一体、何?
ちょっと考えると、ダムの管理者である電源開発株式会社が、電力を安全に供給したい願いを込めて建てたのだろうと想像してしまいますが、じゃあ、祭神は誰?
ダムの右岸の高い場所にある水窪電源神社に登ってみました。
*コロナ自粛の昨今、ブログ記事の取材もままならない日々が続いています。記事は、私が書いていたNPO「天竜川・杣人の会」のブログ「出かけよう!北遠へ ふるさと散歩道」に掲載したもの。同ブログは終了しましたが、過去記事を再掲載させていただきました。
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