北杜市オオムラサキセンターの自然⑦―クロヒカゲ
大型で色鮮やかなオオムラサキと比べると地味で目立たない蝶ですが、オオムラサキ自然公園のあちらこちらでクロヒカゲも舞っていました。
幼虫はマダケやメダケなどのタケ類の葉を食べて育ち、羽化してからはクヌギなどの樹液を吸って過ごしますので、オオムラサキが生息する自然がクロヒカゲにも合っているようです。
小暗い樹林の中をせわしなく飛び回っていましたので、ちょっと見た目には蛾のよう。北遠でもたまに見かけることはありますが、滅多に出会えない蝶であるのは間違いありません。
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