梅雨晴れの獅子ヶ鼻公園を歩く①―オカ虎ノオの花で吸蜜するメスグロ豹モン

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2019年06月24日 05:23

 朝から青空が広がった6月20日、獅子ヶ鼻を歩いて来ました。「獅子ヶ鼻」の名の由来は、獅子の横顔に見立てられた巨岩から。獅子ヶ鼻公園を英語で訳せば「Lion's Nose Park」です。

 そんな獅子(=ライオン)ゆかりの獅子ヶ鼻では、今、オカトラノオの花が真っ盛りを迎えています。オカトラノオとは、下から上へと咲き上がる花穂を虎の尾に見立てた名前。「丘虎の尾」と言うわけです。

 そんなオカトラノオの花に盛んに吸蜜に訪れていた蝶は、メスグロヒョウモンの♂と♀。ヒョウモンとはもちろん、翅の黒斑を豹の模様に見立てた名。「豹紋」です。メスグロヒョウモンの名の通り、黒いのが♀で鮮やかなオレンジ色が♂です。


メスグロヒョウモンの♀

メスグロヒョウモンの♂

 つまり、虎の花が咲き、豹の蝶が舞う獅子の公園がここ。こじつけてみましたが、ちょっと面白い組み合わせでしょう?

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