青空の青谷を歩く④―青と黒のツバメシジミ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2019年06月13日 05:35

 ツバメシジミは、後翅の尾状突起をツバメの尾羽に見立てて名付けられた小さな蝶。この尾状突起と黒班は、複眼と触覚の偽装とのこと。前と後ろを偽装したデザイン。この偽装で敵の目を欺いて、頭部への攻撃を避けようとしているようです。

 翅表が青いのは♂で黒いのが♀。青谷のツバメシジミだから青というわけではありません。昆虫の世界では、目立とう目立とうとアピールしているのは、♀ではなくて♂。私は、生まれ変わっても虫にはなれそうにありません。

 【関連記事】青空の青谷を歩く①―田植えが終わった棚田
 【関連記事】青空の青谷を歩く②―ムカシヤンマ
 【関連記事】青空の青谷を歩く③―シオヤトンボ
 【関連記事】青空の青谷を歩く⑤―青と白のウツボグサ
 【関連記事】青空の青谷を歩く⑥―コマツナギとクララ
 【関連記事】青空の青谷を歩く⑦―キマダラセセリとヒメキマダラセセリ
 【関連記事】青空の青谷を歩く⑧―「小堀谷鍾乳洞」
 【関連記事】青空の青谷を歩く⑨―アキノタムラソウとササユリ
 【関連記事】青空の青谷を歩く⑩―「青谷不動の滝」

 【関連記事】尾状突起を持つツバメシジミ
 【関連記事】ミヤマシジミの振りをするツバメシジミ
 【関連記事】春のご近所さんぽ②―ツバメシジミとベニシジミ

関連記事