108回目の秋葉山ハイキング⑪―フタリシズカとアオフタバラン
作詩家&シンガーのうめたちあきさんたちと一緒に秋葉山に登った5月6日は「立夏」。間違いなく「夏」だったのです。
しかし、残念ながらフタリシズカは花序を立ち上げている程度で、写真の1株だけが少し白く色を変え始めていました。フタリシズカの名前の由来は、2本伸びた花序を静御前とその亡霊の舞姿に例えたもの。中には、3本、4本、5本と花序を伸ばすものもありますが、名前はあくまでも二人静(フタリシズカ)です。
そして、青双葉蘭(アオフタバラン)も2枚の葉を広げ、わずかに花序を立ち上げ始めていました。
アオフタバランは26府県で「絶滅危惧種」の指定を受けているラン科の植物ですので、誰でもがすぐに見つけられるものではありませんが、すでに何年も続けて見ている私ですから(エヘン!)、生育地を見つけるのは簡単。
「二人」と「双葉」。これからも、杉やヒノキに囲まれた秋葉山表参道でも育ち続けてくれることでしょう。
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