事任八幡宮を訪ねる①―倒れた夫婦杉
◆樹齢200年余 巨木倒れる 掛川の神社
掛川市八坂の事任(ことのまま)八幡宮の境内にある樹齢200年余といわれる巨木「夫婦スギ」が、台風24号の強風で倒れたことが分かった。樹高20メートル余、幹回り3.6メートルほどで、根元から折れていた。
幹が根から2本伸びていることから名付けられた。禰宜(ねぎ)の北田智子さんによると、1日午前零時すぎ、ドーンと大きな音がしたという。「雨と風が強く外に出るのは危険と思い、早朝確認したら折れていた」という。物置を一部壊し、2つ立ち並ぶ鳥居をかわすように2本の幹が倒れている。
北田さんは「少し寂しいけど、けが人もなく被害も少なくて幸いです」と話した。(「中日新聞」より)
昨日(10月7日)「掛川大祭」を見に出かけた時、気になっていた事任八幡宮の夫婦杉を確認して来ました。
夫婦杉は報道の通り、見事に鳥居や他の木、倉庫などを避け、根元から抜けるように倒れていました。その奇跡的な倒れ方を見た人たちからは「事任八幡宮の御利益だね」「縁起が好いから、鳥居にすれば良いのに」などの声が挙がり、手を合わせてお参りする人もいたほどです。
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