城西・大洞峡を歩く⑥―シダ植物の宝庫

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2018年08月07日 05:32

 大洞峡(おおぼらきょう)はシダ植物の宝庫としても知られる場所。確かに種類は多いようですが、花を咲かせないシダ植物では種類の見分けもつけにくいため、専門家やシダマニアでなければなかなか観光客を集めるほどの魅力にはなれないようです。

リョウメンシダ

イヌワラビ

ホシダ

チャセンシダ

カタヒバ

ヤブソテツ


 せめて、一攫千金を夢見、金属鉱床地帯の指標植物とされるヘビノネゴザを探してはみたのですが、みんなよく似ていても、みんな違ったようです。

 そんなことを考えたのは私一人ではなかったらしく、木漏れ日に赤く輝きながら盛んに飛び回っていたのはオオセンチコガネ。名前には「黄金(コガネ)」と付けられてはいても、オオセンチ(大雪隠)コガネのお目当ては動物の糞。金ではなかったようです。

 【関連記事】城西・大洞峡を歩く①―キツリフネ
 【関連記事】城西・大洞峡を歩く②―天白神社の鳥居と剣形奉斎品
 【関連記事】城西・大洞峡を歩く③―水のある風景
 【関連記事】城西・大洞峡を歩く④―山の貯水能力
 【関連記事】城西・大洞峡を歩く⑤―緑、碧、翠
 【関連記事】城西・大洞峡を歩く⑦―苔

関連記事