建築家・中村與資平が設計した建物⑨―浜松市公会堂
古い絵葉書「SHI KOKAI DO (濱松名所)市公会堂」の写真に写っているのは、かつての浜松市民会館南にあり、児童会館として使われていた建物。昭和2年(1927)に竣工したルネサンス様式と呼ばれる建物を設計したのも中村與資平でした。
みなさんは、覚えているでしょうか?
また、4本の柱の上を飾っていた鳩の彫刻は朝倉文夫のデザインだったとのこと。朝倉文夫と言えば、日本の「近代彫刻の父」と言われる有名な彫刻家ですが、磐田市川袋の八雲神社を守護する狛犬の原型制作に名前を残している渡辺長男(おさお)の実弟です。
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