天竜浜名湖鉄道 迫力の転車台体験、1日から新ツアー

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2018年03月28日 18:06

 静岡県や沿線市町の第三セクターが運営する天竜浜名湖鉄道は、国登録有形文化財の転車台の回転を車両に乗って体験できる新たな見学ツアーを4月1日に始める。27日に関係者を招いた内覧会を浜松市天竜区の中心駅、天竜二俣駅で行った。

 同社は転車台で回転する車両を外から眺める見学ツアーを2009年から行い、観光客や家族連れの人気を得ている。新ツアーは同駅ホームで乗車し、車内から迫力ある転車台の回転や洗車機のシャワーを体験できる。

 内覧会には沿線市町や観光協会の関係者ら約40人が参加。転車台の上で車両が回転すると歓声が上がった。

 新ツアーは県内自治体とJRグループなどが19年4~6月に展開する観光企画「静岡デスティネーションキャンペーン(DC)」の1年前の事前イベント「プレDC」商品の一つとして実施する。

 一般客向けは土日祝日午前11時半から1回、団体客向けは毎日2回行う。定員は1回50人。料金は1人500円。事前予約が必要。問い合わせ、予約は同社<電053(925)2276>へ。(「静岡新聞」より)


 天浜線の施設には国の登録有形文化財がいっぱい。特に「天竜二俣駅」にはマニアが喜ぶ扇形車庫や機関車転車台などがあります。アクセスには、ぜひ、天浜線の列車をご利用ください!

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