天竜浜名湖鉄道(天浜線)「天竜二俣」駅に残された国の登録有形文化財を見て来ましたが、文化財以外にも懐かしいものを見ることができます。その1つが腕木式信号機。今ではほとんど現役で活躍しているところを見ることができなくなったレトロな信号機が2台、駅舎西側に立っているのに気づきました。
腕木式信号機の操作は人の手による場合がほとんどで、駅や信号所にある「信号テコ」という大きなレバーを操作し、ワイヤーで信号機本体の腕木の位置を変える仕組み。
しかし列車の本数が増えるにつれて、人手に頼っていた腕木式信号機に限界が生じ、色灯式信号機にその役を譲り、腕木式信号機は姿を消してしまいました。
「天竜二俣」駅に寄った時には、この腕木式信号機とも忘れずに再会してください!