森町・小國神社の門松巡り①―第二鳥居と斎館参拝者休憩所前
遠州森町の小國神社の第二鳥居の前で、背の高い門松が出迎えてくれます。
小國神社の門松の竹の縛りは、下から上へと三五七。これは磐田と同じですが、斜め(そぎ)切りにされた頭の尖りが切り取られ、切り口が笑顔に見えるのは天竜と同じ。特徴としては、ダイダイの実と旗。根元の緑に葉牡丹が使われているところです。
葉牡丹は正月に「花王」と呼ばれる牡丹の花に似た葉が紅白に色づくため、縁起の好いと門松に加える地域が増えているようです。
大きさはずい分違いますが、斎館参拝者休憩所前の門松も同じ。ただし、背が低いため斜め(そぎ)切りのが節にかかってはいませんので、笑顔とまではいかないようです。
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