コウヤボウキの花でイチモンジセセリが吸蜜中。
イネ科やカヤツリグサ科の植物を食草とするセセリチョウ科の蝶たちは、夏の終わりから秋になると、グンと見かける機会が増えます。
季節移動性の強い蝶と言えばアサギマダラが有名ですが、実は、このイチモンジセセリも群れをなして海を渡るところが目撃されて話題になるほど、季節移動性が強い蝶として知られています。
コウヤボウキの花に止まり、吸蜜している時にも、右に左に上に下にと目まぐるしく飛び回り、そのスピードと飛翔力には驚かされます。6~8月に多く発生し、10月頃までは分布の範囲を北へ北へと広げるているそうです。