北鹿島の船宿を訪ねる③―「天竜川水運物語展」

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2017年09月13日 05:27

 鹿島の船宿は、住民有志で作られた「鳥羽山城跡とまちづくりの会」が管理。船宿の初公開に併せて「天竜川水運物語展」を開催しています。










 展示されているのは、古い茶箱にしまわれていたという着物、半被や蚊帳などのほか、かつての暮らしぶりが感じられる懐かしさが漂う真空管テレビや足踏みミシンなど。久根の鉱石船の模型のそばには、実物の鉱石も展示され、川船の船大工が使ったという道具類の数々には、さらに興味が湧きました。

 古い「天竜川絵図」を眺めれば、川の上流と下流とをつなぐ交易の道として、いかに天竜川が大きな役割を担っていたかについて考えるヒントを与えられたような気がしました。

 「天竜川水運物語展」は11月19日までの土、日、祝日の午前10時~午後4時に開催。私たち「みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚」も、勉強のため、会員そろって訪れたいと考えています。

 【関連記事】北鹿島の船宿を訪ねる①―明治30年築木造2階建
 【関連記事】北鹿島の船宿を訪ねる②―2階でつながる船宿
 【関連記事】北鹿島の船宿を訪ねる④―鳥羽山洞門

 【関連記事】明治の船宿を初公開 浜松・天竜  
 【関連記事】「鹿島の船宿」初公開 天竜川水運史や船頭の生活紹介 浜松

 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる①―国登録有形文化財
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる②―出桁造りと式台
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる③―「五榜の掲示」の高札
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる④―帳場と御用提灯
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる⑤―巖谷一六筆の扁額
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる⑥―中村敬宇書の扁額
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる⑦―日下部鳴鶴書の掛け軸
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる⑧―貝原益軒の「大和本草」
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる⑨―「松に鷹」の欄間と虫籠窓
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる⑩―黒漆喰の袖壁
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる⑪―4本のナギの木

 【関連記事】浜松「旧田代家」で歴史資料展 掛け軸など約30点、15日から
 【関連記事】田代家500年、書画や資料 天竜区で開館20周年特別展

関連記事