2017年04月09日
旧田代家住宅を訪ねる②―出桁造りと式台
旧田代家の軒先は、軒下を前に長く張り出させるため、梁を外にまで突出して、その先に桁を乗せた構造。掛塚の家でもよく見かけ、その建築法が気になっていたのですが、旧田代家でもそれを見ることが出来ました。
調べてみると、この建築法を「出桁(でげた・だしげた)造り」と呼ぶらしく、特に江戸町家の影響を受けた地方で見られるとのこと。旧田代家の「出桁」には傷みが目立ちましたが、この軒下でなら、ちょっとした作業をしたり、舟待ちの間に一服することもできたかも知れません。
玄関の横には、「式台」と呼ぶ一段高い板張りが設けられ、身分の高い客はここから上がって座敷に通されたとのこと。身分の低い私は、叩きの土間から中に入れていただきました。
調べてみると、この建築法を「出桁(でげた・だしげた)造り」と呼ぶらしく、特に江戸町家の影響を受けた地方で見られるとのこと。旧田代家の「出桁」には傷みが目立ちましたが、この軒下でなら、ちょっとした作業をしたり、舟待ちの間に一服することもできたかも知れません。
玄関の横には、「式台」と呼ぶ一段高い板張りが設けられ、身分の高い客はここから上がって座敷に通されたとのこと。身分の低い私は、叩きの土間から中に入れていただきました。