韮山代官所としても使われた江川邸を離れる前に、もう一度、庭に植えられた樹木をチェック。大きな葉が茂っているのは、水窪でお馴染みの栃の木。大きな葉というだけでも栃と分かるのですが、実が生っていました。
そして、こちらの木には「宿り木」の名札が下がっていました。
根元を見れば桜だとは分かるのですが、ビャクダン科のヤドリギではありません。親木は樹齢60年の桜。宿っているのは、25年生のカエデと15年生のカシ。
春には桜が咲き、秋にはカエデが紅葉し、ドングリが実ると考えるだけで不思議な木。ちょっと見に出かけてみたくなりませんか?江川邸があるのは、伊豆の国市です。