次の写真は、それぞれ昭和23年「愛車とともに集い 篠原土場にて」、昭和26年「椪積手 椪積材に立つ自信の面々」となっています。
「椪積手」は「はいずみしゅ」とルビがふってありますが、正しくは「はえづみ」でしょうか?
仕分けされた原木は、材の長さや直径 区分ごとの山に積み上げられます。材木を長さや太さごとに整理して積み上げることを「椪(はえ)」と呼びます。
「椪積手」とは、台車から降ろした「木材を積む仕事をする人」の意味。機関車を運転するだけでは木材の搬出はできません。当然ですが、運転手よりもはるかに多くの「椪積手」が森林鉄道による搬出を支えていたのです。