地域づくりの参考に!「みんなと倶楽部」研修会⑤―旧赤松家記念館
浜松市天竜区横山町の旧青山家を見学させていただいた後、磐田市見付の旧赤松家記念館へ。旧青山家は初めての見学でしたが、こちらは何度も見せていただいたことがあるところ。
ご存知のように、幕末に「咸臨丸」で渡米した海軍中将男爵赤松則良が、明治25年(1892)に見付に移り住んだ際に建てられたものです。
赤レンガ造りの門や塀は静岡県指定文化財、土蔵は磐田市指定文化財。こちらを案内してくださったボランティアスタッフの人たちには掛塚の旧廻船問屋・津倉家に来ていただいたこともり、旧知の仲。近代日本の造船技術の先駆者でもある赤松男爵にまつわる資料がこれほどたくさん展示されている旧赤松家記念館を羨ましくも感じました。
私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」が学ぶべきことは、旧津倉家の案内にとどまらず、湊町として栄えた掛塚の歴史を分かりやすく次の世代に伝えること。そのためには、もっともっと展示できる資料を揃えることも大事。津倉家が単なる古民家ではなく、掛塚の繁栄を伝える旧廻船問屋であることを忘れてはいけません。
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