2022年、天竜川河川敷にも春が来た!⑧―クサボケ
まだまだ枯れ葉色が多い天竜川の堤防斜面で、クサボケの濃いオレンジ色の花はよく目立ちます。名前は草木瓜(クサボケ)ですが、草本ではなく背の低い木本。つまり、草ではなく、これでもれっきとした木なんです。
一方、庭木として植えられることが多いボケは、元はといえば中国原産。古くから日本に自生していたのは、小さなクサボケの方だったんです。
そのため学名は「Chaenomeles japonica」。ところが、いつの間にかクサボケは全国15県で「絶滅危惧種」に指定されています。大切にしなければいけませんね。
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