第2回「みんなと俱楽部」まち歩き勉強会⑩―旧掛塚郵便局
最後の立ち寄り地は旧掛塚郵便局。今回の「まち歩き」勉強会の参加者は、ほとんどが地元に暮らす人たちでしたので、郵便局の局舎だった擬洋風の建物も、裏手にある旧松下家(中屋)の伊豆石の蔵も見慣れた風景。
しかし、道路との境に残る石積みが、明治時代に作成された銅版画に描かれた塀を兼ねた収蔵庫の基礎石だったことを知り、「この石も歴史遺産として残さないといけないね」との声が挙がりました。
局舎の落成記念の写真と見比べてみると、窓枠などに改修の跡が見られますが、玄関横の郵便受けなども昔のまま。熱心さのあまり予定時間をかなりオーバーしていましたので入りませんでしたが、局舎の中も昔のまま。昭和な雰囲気が漂う掛塚のシンボル建築です。
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