第2回「みんなと俱楽部」まち歩き勉強会⑦―水路跡
掛塚湊の名残りとして忘れてならないもう1つのもの―それは、掛塚の町に縦横に巡っている水路跡。町中に張り巡らされていた水路は、材木商はもちろんですが、呉服商や酒屋などの商店にとっても仕入れた荷物を運び入れたり、運び出したりするための大切な物流の路だったのです。
おそらく、底の浅い小さな舟だったと思われますが、櫓や竿ではなく、両岸から綱を曳いて移動したとも聞いています。分かりやすく道路の真ん中に残された水路跡「暗渠(あんきょ)」。
蓋がされていますので、外からは見えませんが、蓋の下には幅広い溝が隠されているのです。これも掛塚「まち歩き」で案内を忘れてはいけない大切なポイント。勉強しましょう!
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