緑萌える青谷の自然④―ウツボグサ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2021年05月19日 04:16

 緑萌える青谷で咲いていた青いシソ科の花はウツボグサです。まさに今が花の時季。太めの花穂を伸ばし、青い花は上の方から咲き始め、次第に下へと降りて来ます。

 しかし、植物たちにとっては一番のシーズンである夏を迎えると、ウツボグサは枯れてしまいます。七十二候の「乃東枯(なつかれくさかるる)」とは、ウツボグサの花が枯れる頃の意味。そして、ウツボグサの別名は「夏枯草」。

 そして、「夏枯草」は眼病などに効果が高い生薬として漢方治療に使われています。

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