北遠に咲いていた春の花③―マルバコンロンソウとオオアラセイトウ
白い4枚の花弁を見れば、かつての十字花科、アブラナ科だとはすぐに想像が付きます。葉の縁が丸みを帯びていますのでマルバコンロンソウ。地味な花ですから、それほど目立っていたわけではありません。
その点、同じアブラナ科の紫色の花、オオアラセイトウは目立っています。オオアラセイトウは、原産国・中国の諸葛孔明(しょかつさいこうめい)の名に因みショカツサイと呼ばれることも多く、日本には江戸時代にやって来たそうです。
・・・ということは、このオオアラセイトウは花壇から逃げ出した花。北遠の自然にも、新しい時代がやって来ているようです。
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