掛塚の水路を辿る②―曲がりくねった水路
新たに開発された都市や住宅地では、道は真っ直ぐで交差点は直角に交わるのが当たり前かも知れません。しかし、人々が暮らし始める前から水路があった地域では、曲がった水路を避けて家が建ちましたので、水路を塞いだ後も、道は曲がったまま。
車社会となり道路が拡張された時、道を出来る限り真っ直ぐにしようとした結果、蓋をされた水路跡だけは曲がったまま残ったところも見られます。
幅が広くて底が深い水路と道路脇に設けられた幅が狭く浅い側溝との違いは、興味が湧く掛塚近代化の土木遺産と考えられます。
*10月17日(土)18日(日)の午前9時~午後4時、新型コロナウイルスの感染拡大に注意しながら、旧津倉家見学会と「遠州の小江戸 むかしの写真展」を開催します。庭園ではメダカすくいも楽しめますので、家族そろってご来場ください!マスク着用をお願いします!
関連記事