2012年3月25日、粉雪舞う春埜山を歩く①―春を待つ新宮池

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2020年05月09日 05:42

 2012年3月25日は、冬型の気圧配置。季節が逆戻りし、北西風が雪雲を流し、雨は霙(みぞれ)に変わり、やがて粉雪が足元に転がりました。「春野」の名前を返上してほしいとさえ思ったこんな日に、「春埜山ウォーキング」を決行!予想外の天候でしたが、それはそれで滅多にない機会。悪運も幸運と考えることにしましょう!

 新不動橋手前を左折し、林道に入った頃には、まだ小雨程度。和泉平に差し掛かったところで、満開のミツバツツジと出会いました。葉が出る前に開く紅紫色の花が、青さの残る空を背景に、早い春の訪れを告げていました。

 そうだ!まだ少し時間が早いから、新宮池に寄って行こう!

 濁り水の新宮池も、水面に青空を映せばこんなにキレイ。池の畔にあるヤマザクラの蕾はまだ固く、まだまだ本格的な春は遠そうです。

 この時には雪が降り始めるとは思ってもいませんでした。集合場所の大時へと向かうあたりから、雨粒に雪が交じり、時折、頭上を厚い雲が流れて行きます。

 集合時間は、午前9時30分。大時から春埜山までは、初めて東海自然歩道を歩きます。

 *記事は、私が書いていたNPO「天竜川・杣人の会」のブログ「出かけよう!北遠へ ふるさと散歩道」に掲載したもの。春埜山大光寺にはコレラ退散を願った歴史がありますので、過去記事を再掲載させていただきました。

 【関連記事】2012年3月25日、粉雪舞う春埜山を歩く②―大時から東海自然歩道を行く
 【関連記事】2012年3月25日、粉雪舞う春埜山を歩く③―駿河湾、伊豆半島が見える
 【関連記事】2012年3月25日、粉雪舞う春埜山を歩く④―ここが、春埜山奥之院
 【関連記事】2012年3月25日、粉雪舞う春埜山を歩く⑤―春埜山大光寺
 【関連記事】2012年3月25日、粉雪舞う春埜山を歩く⑥―これが、春埜杉!!
 【関連記事】2012年3月25日、粉雪舞う春埜山を歩く⑦―帰り道で道草

 【関連記事】新宮池から春埜山へ①―新宮池
 【関連記事】新宮池から春埜山へ②―「國家彌榮」の鳥居
 【関連記事】遠州の龍神伝説③―新宮池
 【関連記事】池に浮かぶ舟屋台―新宮池夏祭り

関連記事