令和元年の「掛塚まつり」⑧―「掛塚の引き札」展
見学会が開かれた旧津倉家住宅への来訪者は、悪天候の19日(土)は少なかったのですが、天気が回復した20日(日)は100人を超えました。
今回の見学会では、「掛塚の引き札」展を併催。2年前(2017)に旧掛塚郵便局で開催したのと同じ、主に池田家に保存されていた引き札をコピーして展示しました。
引き札は、江戸時代の浮世絵版画の技術が引き継がれた日本伝統の色鮮やかなポップアート。商店の宣伝のために配布された広告印刷物で、現在のチラシ広告に当たります。
こんなにも多くの引き札が残っているのは、明治から大正時代の掛塚が湊町として栄えていたから。そんな時代の掛塚を彷彿させる大切な資料として、これらの引き札は今後も機会があれば公開していきたいと思っています。
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