王子製紙による繁栄③―「紙の博物館」
掲載の写真は「紙の博物館」(東京都北区王子)の資料をコピーさせていただいたもの。いずれも王子製紙中部工場の操業当時の写真です。
中部工場の操業開始は明治32年(1899)、閉鎖は大正13年(1924)。わずか25年間の栄華でしたが、「中部の繁栄ぶりは、蜂の巣をつついたようだった」とのこと。閉鎖後の工場跡地は、佐久間ダム工事の作業員飯場や資材置き場としても利用されました。
中部工場創業当時の内部
右端に立つのは女性従業員
明治37年当時の従業員たち
煙をたなびかせて稼動する工場
工場全景
(当時の天竜川の川幅の広さに驚かされる)
製紙工場全盛期(明治37年頃)
跡形もなく地ならしされた工場跡地
(昭和27年頃)
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