佐久間町浦川・川上林道を歩く⑦―飯田線奥山川橋梁
箒木山に水源を発し北に向かって下り、相川 と合流しているのが奥山川。川上簡易水道施設の前を抜けると見えて来るのが、奥山川を跨ぐように架けられているJR飯田線の奥山川橋梁と呼ばれる鉄橋です。
当時の三信鉄道、「三信三輪駅」~「佐久間(現在の中部天竜)駅」が開通したのが昭和9年(1934)11月ですから、工事中の写真はその年か前年辺りのもの。今から約86年前に撮影されたものと思われます。
以前、「三信鉄道のアルバム②」でも紹介した奥山川橋梁の建設工事の写真と比べてみると、現在は杉が大きく育ち、見た目はずい分と違って見えます。しかし、橋桁に架かれた橋梁名は確かに「奥山川橋りょう」とありましたので、この鉄橋が奥山川橋梁に間違いありません。
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