青空の青谷を歩く⑧―「小堀谷鍾乳洞」
青谷を歩けば、その先には「小堀谷鍾乳洞」があります。鍾乳洞の天井はもちろん石灰岩ですが、前日(6月7日)の雨が早くも浸み出し、水滴となって滴っていました。
あちこちに出来ているストロー状の鍾乳管(しょうにゅうかん)の先端からに水滴が、丸い玉となって湧いています。このように天井から浸み出ているのは単なる水ではなく、石灰岩を溶かした炭酸カルシウムを含んだ水滴。この水滴となって落下し、その時に晶出した炭酸カルシウムが長年の間に成長し、やがて氷柱状の鍾乳石となるのです。
その点では、「小堀谷鍾乳洞」は未だ形成過程。この日もせっせと成長を続けていました。
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