「民俗の宝庫」水窪を訪ねて⑦―石の祠
月夜平の墓地で「ノガマ」を見た後、商店街に下る坂の途中で見かけたのは家の形をした石造物。唐破風の笠の下の柱形の石には窓が開いています。
そう言えば、これと同じものを長尾(なごう)の集落で見ました。その時にも「何だろう?」とは思ったのですが・・・。
どうやら、これは「石祠(せきし)」と呼ばれるもの。つまり、中を覗けば、祭神に関する何かが納められていたのだろうと思います。三角形や四角形の窓は、その祭神を拝むためのもの。
これまで、不注意のため「石祠」に気づきませんでしたが、木の祠と比べれば遥かに耐久性に優れています。何が祀られているのかについては、次の機会に探ってみることにします。
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