磐田に残る家康の面影⑨―浄土宗・善導寺の三つ葉葵紋
見付の大見寺を訪れ、浄土宗の寺は三つ葉葵紋を使うことを許されたと知りましたが、これは江戸に幕府を開いた家康が、芝の増上寺を菩提寺とし、その増上寺の宗派が浄土宗だったことからとのこと。だったら、他の浄土宗の寺でも、三つ葉葵紋が見られるのかも知れません。
以前は、現在のJR磐田駅前にあり、県指定天然記念物の「善導寺の大クス」だけを残し、見付(東大久保)へと移転した浄土宗のお寺、善導寺を訪ねてみました。
すると、期待した通り、宗紋の「月影杏葉(つきかげぎょよう)」とともに、瓦のあちらこちらには三つ葉葵紋がいっぱいです。
善導寺を訪ねたのは初めてではないのですが、三つ葉葵紋には気づきませんでした。浄土宗のお寺は三つ葉葵紋の使用を許されたというのなら、掛塚にも2寺あります。訪ねてみることにしましょう。
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