平和口から仙戸まで歩く⑦―津島神社にある杉と栃の巨木
仙戸(せんど)集落が近づいた場所に、金属製の鳥居が立っています。石段の横には鉄パイプを組んで造った舞台のようなものがありましたので、現在も祭事が催されているみたい。と言うことは、集落の氏神様でしょうか?
拝殿の中を覗くことができましたが、キレイに片付いています。帰宅後の調べによると「下野津島神社」とされていましたが、ここは仙戸?
驚いたのはすぐ近くにある杉と栃の巨木です。拝殿横には祭事の時に荷物を上げるためと思われるワイヤが張られていましたが、その向こうには、よく見る杉の姿からはほど遠く、逞しく枝を張った大木です。
境内下の杉も途中から折れてしまったようですが、残された幹は相当な太さ。そして、平和口から仙戸まで歩いたのは3年前(2015)の5月。少し歩くと、足元に変わった形の花が散らばっていました。
これって、栃の木の花?見上げる斜面には、杉の若木に囲まれるように枝を大きく広げた栃の大木がそそり立っています。樹齢何年?
その昔、徳川や武田の軍勢も通ったと言われる古道沿いにある巨木を、この古道を歩いて回峰修行した修験者たちも見上げたのでしょうか?
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