遠信国境・青崩峠を歩く⑳―雪景色
青崩峠からの帰り道は、林道青崩線を青崩峠口まで歩いて下りました。
右の写真は、林道青崩線の行き止まり地点。ここから兵越峠に続く遊歩道があるようですが、整備状態は不明です。
実は、2012年2月、雪景色を見ようと青崩峠に登ったことがありましたので、またまた6年半前にタイムスリップして紹介させていただきます。
青崩峠の雪景色を見たいと思ったのは、私が制作を担当した「新・浜松の自然100選」の冊子に掲載したのが雪景色の写真だったから。名前は「青崩」ですが、この日の峠は美しい「白崩」でした。
その昔、遠江国と信濃国とを繋ぐ兵越峠の間道として人々が往来した交易の道。雪に埋もれた馬頭観音の向うに、馬の轡を取る旅人の姿が見えたような気がしました。冬になれば、こんな雪を踏んで峠を越したのでしょうか?
昔の人も見ただろう青崩峠の雪景色を、私も眺めることができました。
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