初秋の「あいづき昆虫館」④―マエグロホソバとヨツボシホソバ
オレンジ色の翅縁が特徴的な細い蛾はマエグロホソバ。翅を閉じていると分かりにくいのですが、♂の前翅の縁が黒くなっていますので「前黒細羽」です。
黒い点が3つ見えるのは「四星細羽(ヨツボシホソバ)」。ホソバ蛾の仲間のちょっと不思議なところは、前翅を深く重ね合わせて止まるところ。黒い点は左右の翅に2つずつあるのですが、重ねて止まれば3つしか見えません。
しかし、どちらの翅を上にするかには決まりはないらしく、マエグロホソバでもヨツボシホソバでも、左右反転して止まっていることもあります。これは個性なのか?それとも、その時の気分なのか?不明です。
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