「犬居城主天野氏ゆかりの地を巡るハイキング」⑧―展望台からの絶景(?)
「本曲輪があったとされているのは、この辺り。右手の1段低い場所には袖曲輪。城内道に積まれている石は、いざとなった時には、敵に投げつける武器にもなったようです」。
「そして、二の曲輪を過ぎると物見曲輪ですが、今では展望台が建てられています」と案内し、役行者の背後を回り込み、展望台の立つ場所へ。展望台へも登っていただいたのですが、目の前は真っ白な霧。まるで雲海です。
「犬居城主天野氏ゆかりの地を巡るハイキング」参加者のみなさんには気の毒でしたが、天正2年(1574)、徳川軍による第一次犬居攻めの折に退却を余儀なくされた時の天気は、きっとこんな程度ではなかったはず。
そんな気持ちになってみれば、この真っ白な景色も絶景?
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