光いっぱいの光明山遺跡⑦―クサノオウとナガエコナスビ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2017年06月12日 05:08

 「光明山遺跡からの眺望」は、「新・浜松の自然100選」指定地。元来、光明とは仏が発する光のこと。仏像や仏具が金色に輝いているのは、光明に照らされている世界を表しているのです。

 そんな「光明」の名が付く山には、金色の花も咲いています。それは、「薬草の王様」と称される草の王(クサノオウ)。ケシの仲間の薬草ですが、使い方を間違えると、全草に約21種のアルカロイド成分を含む毒草として牙を剥きます。

 コナスビよりも少し大きな黄色い花は、おそらくナガエコナスビ。金色と言うほどの輝きはありませんが、花柄が長く、サクラソウ科ですから形の整った美しい花です。

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