「民話の里」佐久間の「蛇」②―「どんどん渕」
そして、右の写真の「捨てるな!ちゅうの」の看板は、「
新緑の北遠を♪グルリ⑩」で紹介させていただいたものと同じ。その横に建てられているのが「どんどん渕」の看板です。
むかし、この里のある貧しい農夫が両親の供養をしたくてもお客に出す膳椀がなくて困っていたと。すると大蛇が住んでいるという「どんどん渕」から声がかかり、新しい膳椀を二十人前も貸してくれよった。それを聞いた村人は渕に行ってお願いしては借りるようになったそうな。だけどある日、あわて者が返すお椀をまちがえたために、貸さなくなってしまった。(佐久間昔ばなしより)
・・・と、これが「どんどん渕」の話。蛇なんて決して好きではありませんが、来年の干支「巳(蛇)」だと思えば紹介しないわけにはいきません。看板が建てられているのは、県道290号水窪羽ヶ庄佐久間線が国道152号とが合流する芋堀の手前。探してみてください!
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