第2回「みんなと俱楽部」まち歩き勉強会⑧―芸妓置屋「江戸川」跡
第2回「みんなと俱楽部」まち歩き勉強会の途中、アドリブのように見学させていただくことができたのは、かつての芸妓置屋「江戸川」だった家。モノクロの写真は、ブログ「
南海丸の航海日誌」に掲載されていた「江戸川」です。
かつて店の正面から奥様が探しに来ると、遊びに来ていた旦那はこそこそと裏口から逃げるように立ち去ったとのこと。私たちはそんな裏口から、堂々と2階へと上がらせていただきました。
古い写真と比べると外観はかなり違いますが、上がらせていただいた2階には、当時のままの設えが残されていました。廊下から軒下まで伸びている竿縁天井、組子の障子など、いかにも掛塚の大工や建具屋たちが手掛けた遊び心たっぷりの内装。
掛塚には、こんな家がまだ他にも残されている可能性がありますね。
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