夏至が過ぎた天竜スーパー林道⑮―クワガタソウとセダカシャチホコ
秋葉山のクワガタソウはすでに花の時季が終わっていましたが、天竜スーパー林道ではまだ咲いていました。クワガタソウ(鍬形草)とは、実の形を戦国時代の兜飾りに見立てた名。
セダカシャチホコはシャチホコガ科の蛾。セダカシャチホコのシャチホコ(鯱・鯱鉾)は、もちろん城の棟飾りを飾る鯱に見立てた名。ただし、見立てられたのは成虫ではなくて幼虫の反り返ったポーズです。
つまり、どちらもNHK総合テレビの大河ドラマ『麒麟がくる』の時代を想起させる名前。肝心な麒麟は、山住神社の神門で『麒麟がくる』の放送再開を待っていました。
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