夏至が過ぎた天竜スーパー林道②―クチバスズメ
目的地は天竜スーパー林道ですが、東雲名から入るのではなく、水窪から入ります。その理由は、夏の蛾たちと出会いたいから。そして、あそことあそこで出会ったのがクチバスズメ。スズメガ科の割と大きな蛾です。
クチバスズメの「クチバ」とは「朽葉」の意味。つまり、翅の色が枯れて腐った葉の色に似ているということ。でも、その割にかなり目立っていたのは、枯れ葉に紛れていなかったから。
大輪(おおわ)の観光トイレで見つけ、JR飯田線「相月」駅舎にも。幼虫の食草はコナラやクヌギなどですので、杉やヒノキの人工林で埋め尽くされていると思いがちな北遠の山にも、雑木と呼ばれる木々が育っていることを証明していることになります。
できれば、別のスズメガ科の蛾と出会いたかったのですが・・・
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